- ①既存の住まいで何とかならないか?
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現状と向きあうことがとても大切です。増築を考える時、“生活の工夫”も考えてみましょう。私たちは、生活の向上のために多くの家具や電気機器を購入しています。それらをすべて有効に使っているでしょうか? 住まいも同じこと、家族の増加や生活の向上は即、空間の増加と考えずに、収納等の工夫で既存の住まいの中で解決できる場合があります。
- ②アイディアの転換!
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例えば子供が大きくなったから子供部屋を増築する、という直線的考えではなく、両親の寝室を二分割して二人の子供部屋とし、既存の子供部屋を増築し新築とする…という発想も必要です。
- ③増築する前後でどんな変化があるか
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しっかり把握しておきましょう。例えば既存の建物との調和や、既存の部屋への影響(日照や通風)、敷地の利用上の不便さの発生等も考慮することが大切です。隣家に日影が多くなったり、覗けるような窓を設置したりして、今までの良好な隣人関係が壊れたりしないよう、事前の説明や相談が必要です。
増築する場合、建築確認申請が必要な場合がありますので専門家にご相談下さい。